ガンジャ(大麻)と俺と発展途上国
(※このブログは体験談を元に書かれております)
最近、違法薬物が世間を揺らしている。
その中でも大麻はホットワードである。
若者世代ではヒップホップの流行りや海外では合法であることもあり、大麻に対して自身で調べることをせずに、「海外で合法なんだから大丈夫でしょ。」と安易に考えている輩が多い。
…
私もそんなひとりであった。
…
さぁあの日に戻ろう。
あの日とは
私が暮らしていた発展途上国で
1日だけ大麻が合法になる日に…である。
~発展途上国のとある飯屋~
飯を食い終わり、タバコを満足気に吸っているアニキの一言から始まった。
「え、そんなんあるんすか?」俺は思わず目を見張る。
「ある、1日だけな」
俺が驚いたことがアニキは嬉しかったのだろう。悪い顔で笑った。
一緒に話しているのは、現地のアニキ。
今まで色んなスゴい人に会ってきたが、その誰もが『豪傑さ』に関して、この人にかなわない。
アニキの民族はキラットと呼ばれる民族。
彼らは先祖代々口伝のみで、自分たちがどんな民族かを子孫に教える。
辿ってきた歴史、繰り返された戦い、信じるべきもの、などなど…
神々が宿ると言われる山に生きてきたキラットたち。世界の他の部族に比べて彼らの資料は格段に少ない。
高地に住んでいたキラットは心肺機能などが平地の人間より強く、海外の戦争に呼ばれ活躍した。戦闘民族であったとも言われている。
キラットも凄いが、もちろんアニキも凄い。
もちろん対人間の喧嘩は無敗。ヒマラヤ最強ではないかと噂された。アニキのことがきらいなやつは、陰でイエティと馬鹿にしてたらしい。
しかし、アニキの凄さは対人間のみではない。
山でキャンプしてる際、レオパルド(ヒョウ)に襲われたから木の棒に火をつけて戦った。
飼ってた犬が、夜にレオパルド(ヒョウ)に食われそうになっていたから、闇の中で戦い追い払った。
パワプロのピンチ◎的な?
レオパルドに対して相性◎すぎる人である。
そんな(?)腕っぷしが強く、義理人情を重んじるアニキは一度、グンダ(現地の893)として生きていたこともあったが、今はまさかの俳優として主役もこなす男になっている。人生何があるかわからないとは、まさにこの事である。
そのアニキが言ってきたのだ。
「1日だけ合法的に大麻が吸える」と。
こりゃもう…
吸うしかなくね?
次週
合法非合法関係なし!?
アニキに黙って吸ってしまう!?
緊張の連続!!ぜってぇ見てくれよな!!!