【柔道】釣り手を制する者は世界を制す②
釣り手を制する者は②
相四つでお互いに組み合ってる状態。
ここから解説。
自分が技をかけるための障害となるのは、相手の手と腕。相手が自分の胴着を掴んでいるだけで、技は格段にかけづらくなる。
特に、相手の左手。
相手の右手ももちろん障害だが、相手の右手は自分の左手で掴んでいる状態であるため、若干コントロールが効く。
しかし、相手の左手からは一方的に握られている状態であり、またこの手を切るには、一度自分が握った手を離してから切るパターンが多い。
先生の技術は、
自分の握りを離すことなく切る技術である。
① 自身の釣り手側の肘を、大きく外側に開く。(脇をひらく動作)
② 開いた肘を戻す際に、肘をずらし相手の拳を巻き込むようにして肘を初期の位置より深く戻す。
③ 相手の拳が肘の真下、内側付近にある。
→素早く肘をさらに引手方面に動かし、①の動作を素早く行うことで、相手の手が離れる。
イヤイヤ…そんなん出来ませんよ!
と思う方もいると思いますが、うまいことやれば切れるんです!
(※相手の持つ場所によっては難しい場合があるが、相手が自身の肘付近をもってるとうまくいきやすい)
実際に、この技術が使えるようになると…
技を返されるリスクが少なくなり、より技がかけやすくなります。
切った後の、技をかけるタイミングなどは、動画もあげる予定ですので、動画が出来た際はチラリと見てお試してみてください!