ネパール修行僧の真実1

ネパールの修行僧の真実


ネパールの修行僧の事実について、話そうと思う。


これは俺がネパールに住んでいる時の話だ。

 

俺はネパールの首都カトマンズに住み、けっこう好き勝手に住んでいた。
そのおかげもあって色んな知り合いが増えた。その中の1人に修行僧がいる。


修行僧というと、ボウズで赤色の袈裟を来ている人を想像すると思うが、俺の知り合いはそうではない。

 

俺の知り合いはサドゥーと呼ばれる修行僧だ。

 

サドゥーとはヒンドゥー教におけるヨーガの実践者や放浪する修行者の総称。日本語では「行者」「苦行僧」などと訳す。ということらしい。(Wikipedia抜粋)

 

イメージ図としては、ストリートファイター5ダルシム

髭がはえて頭にはターバンを巻き、顔には白だか赤だか色をつけている人を想像してもらえれば完璧。

 

んで、なんでそのサドゥーと知り合いになったか?というと、俺が良く行く飯屋にサドゥーも良く来ていたからである。

 

飯屋の人はサドゥーが来ることを嫌がっていた。何故なら、サドゥーは飯屋にきてタダ飯か金を要求するからだ。この辺のシステムは良くわかってないが、とりあえず色んな店に入って飯やら金を要求する、んでくれたらアルミ製の弁当箱?バック?みたいなものに分けていれていた。
当然、何年も(?)シャワーも入ってないだろうからメチャメチャ不衛生だし…嫌がられてもしょうがないかなぁ。


まぁ、どうやらサドゥーはそうやっているらしい。


話はここから。


ある日、ロシア大使館付近の坂をあがった辺りで、サドゥーとすれ違う。


向こうもどうやら俺に気づいたらしい。


ジェスチャーで語りかけてくる。

「お前、あの飯屋にいる外人じゃん!今から飯行こうぜ!」
と飯屋に強制連行される。

当然奢らされる事となった帰り道…サドゥーが何を思ったのか突然こんな事を言い出した。


「今度、良いことしてやるよ!」

「良いこと?」

「あぁ、とびっきりの良いことだ!!」


それからサドゥーとは、たまに会うと奢らされる関係となったが、サドゥーが言ってた『良いこと』を全くしてくれる様子がないまま時間が過ぎていった。


そして、『良いこと』の日は突然訪れる。

 


それは…祭りの日だ!!!

 

 

次回!
ネパールの祭りは何でもあり!?
人体で一番神聖な部分をすりつける!?